資格勉強を継続するための経験値管理術
勉強を続ける仕組みを先に作る
資格取得をRPGのレベル上げとして考えるなら、大事なのは一気に経験値を稼ぐことではありません。
もちろん、試験直前に集中して勉強することも大切です。しかし、仕事をしながら資格を取る場合、毎日長時間勉強するのは簡単ではありません。残業がある日もあります。疲れている日もあります。家の用事が入る日もあります。
だからこそ、資格勉強では「気合い」よりも「続く仕組み」を作ることが重要です。
朝と夜に小さな勉強時間を決める
まず効果的なのは、朝と夜に勉強する時間を決めておくことです。
たとえば、朝は出勤前に15分だけ問題を解く。夜は寝る前に参考書を10ページ読む。このくらいで十分です。最初から1日2時間やろうとすると、できなかった日に一気に崩れます。
資格勉強は、毎日大量に進めるよりも、少しでも経験値を積み続ける方が強いです。
RPGでも、毎日少しずつ敵を倒していれば、気づいたときにはレベルが上がっています。資格勉強も同じで、1日15分でも、1か月続ければかなりの量になります。
本を机に開いておく
次に有効なのが、本を机に開いておくことです。
これは小さなことですが、かなり効果があります。勉強を始めるときに、参考書を探す、机を片付ける、ページを開く、という動作があるだけで、人は面倒になります。
逆に、本が開いた状態で置いてあると、すぐに始められます。
勉強を続けるコツは、やる気を出すことではなく、始めるまでの手間を減らすことです。問題集、ノート、ペンを机に置いておくだけでも、勉強のハードルは下がります。
スマホゲームを毎日開けるのは、すぐ起動できるからです。資格勉強も、同じくらい始めやすい状態にしておくことが大切です。
同僚に宣言して、少しだけ外に出す
もう一つ効果があるのは、同僚に宣言しておくことです。
- 今度この資格を受けます
- 今月から勉強を始めました
- 次の試験で合格を目指しています
このように周りに言っておくと、自分の中で逃げにくくなります。もちろん、プレッシャーをかけすぎる必要はありません。大事なのは、自分の行動を少しだけ外に出すことです。
人は、自分一人だけで決めたことは簡単にやめられます。しかし、誰かに話したことは、少しだけ続けようという気持ちになります。
仲間がいると協力プレイになる
さらに、同じ試験を目指す仲間がいると継続しやすくなります。
一人で勉強していると、分からない問題にぶつかったときに止まりやすいです。点数が伸びないと、自分だけができていないように感じます。
しかし、同じ試験を目指す仲間がいると、「この分野が難しい」「この問題集がよかった」「模擬試験で何点だった」と共有できます。それだけで、勉強が少しゲームの協力プレイに近づきます。
資格試験は、最終的には一人で受けるものです。しかし、準備まで一人で抱える必要はありません。
同僚と同じ試験を目指す。進捗を共有する。分からないところを話す。合格した人に勉強方法を聞く。こうした環境を作ることで、継続の難易度はかなり下がります。
完璧な計画より、小さく続く計画にする
資格勉強で失敗しやすいのは、最初に完璧な計画を立てすぎることです。
毎日2時間勉強する。参考書を3周する。問題集を全部解く。模擬試験で毎回80点を取る。
もちろん理想としては良いですが、仕事をしながらだと計画通りにいかないことも多いです。そこで挫折するくらいなら、最初は小さく始めた方がよいです。
- 朝15分
- 夜15分
- 机に本を開く
- 同僚に宣言する
- 仲間と同じ試験を目指す
これだけでも、資格勉強はかなり続けやすくなります。
まとめ
資格取得は、一発勝負の根性論ではありません。
毎日少しずつ経験値を積み、試験本番というボス戦に向けて準備するゲームです。
重要なのは、やる気がある日だけ頑張ることではなく、やる気が低い日でも少しだけ前に進める仕組みを作ることです。
1日15分でも、経験値はゼロではありません。
その小さな積み重ねが、数か月後の合格につながります。
