資格取得を楽しくする趣味にする
勉強をRPGのレベル上げとして考える
資格試験の勉強というと、どうしても「つらい」「面倒」「時間がない」という印象があります。
仕事が終わったあとに参考書を開く。休日に問題集を解く。知らない用語を覚える。模擬試験で点数が足りずに落ち込む。
真面目に考えすぎると、資格勉強はかなり重たいものになります。
しかし、少し見方を変えると、資格取得はかなり面白い趣味にもなります。私は、資格取得をRPGのレベル上げのように考えると、継続しやすくなると思っています。
資格勉強は、少しずつ強くなるレベル上げ
RPGでは、最初から強い敵に勝てるわけではありません。弱い敵を倒し、経験値を集め、装備を整え、スキルを覚え、少しずつ強くなっていきます。
資格勉強も同じです。
最初は用語が分からない。問題文の意味も分からない。選択肢を見ても、何が正解なのか判断できない。それでも、問題を解き、解説を読み、間違えたところを復習していくうちに、少しずつ見える世界が変わってきます。
昨日分からなかった問題が、今日は分かるようになる。前回50点だった模擬試験が、次は65点になる。苦手だった分野で正解できるようになる。
これは、まさにレベルアップです。
試験本番は大会、あるいはボス戦
試験勉強はレベル上げ。試験本番は大会、あるいはボス戦です。
ゲームでも、ボス戦に無策で挑む人は少ないはずです。相手の属性、攻撃パターン、弱点、必要な装備、回復アイテムを確認します。事前にシミュレーションし、何度も練習してから挑みます。
資格試験も同じです。
- 出題範囲を確認する
- 過去問や模擬問題を解く
- よく出る論点を押さえる
- 時間配分を決める
- 苦手分野を重点的に潰す
- 本番と同じ時間で演習する
こうした準備をせずに本番へ行くのは、初期装備のままボス部屋に入るようなものです。
勉強時間だけでなく、作戦も重要
もちろん、世の中にはレベル上げだけでゴリ押しするパワータイプもいます。参考書を何周も読み込み、問題集を大量に解き、圧倒的な勉強時間で突破する人です。
それはそれで強い戦い方です。
ただ、多くの人にとっては、ただ勉強時間を増やすよりも、戦略を立てた方が安全です。
- どの分野で点を取るのか
- どこは最低限にするのか
- 何点取れば合格なのか
- 苦手分野にどれくらい時間を使うのか
- 本番で時間切れにならないために、どの順番で解くのか
資格試験は、知識だけでなく作戦も重要です。
資格はキャリアのステータス画面を強化する
特にSEにとって、資格取得はキャリアのステータス画面を強化するようなものです。基本情報、応用情報、AWS、アジャイル、PMP、データベース、セキュリティ。取得した資格は、自分のスキルマップに追加されていきます。
もちろん、資格だけで仕事ができるようになるわけではありません。実務経験の方が重要な場面も多いです。
それでも、資格勉強には意味があります。
知らなかった分野に触れられる。自分の知識の穴が分かる。体系的に学べる。転職や社内評価で説明しやすくなる。そして何より、「自分は学び続けられる」という感覚が残ります。
この感覚は、SEとしてかなり大事です。
ゲーム感覚にすると学び続けやすくなる
IT業界では、技術も開発手法もどんどん変わります。学び続けることを苦痛として捉えると、長く続けるのは大変です。だからこそ、資格取得を少しゲーム感覚にしてしまうのです。
次はこの資格を取る。今回はこの分野を強化する。模擬試験で前回より5点上げる。苦手分野を1つ潰す。合格したら次のステージへ進む。
こう考えると、勉強は単なる義務ではなく、自分を育てる遊びに近づきます。
まとめ
資格取得は、誰かにやらされるとつらくなります。
しかし、自分のキャリアを強くするためのレベル上げだと考えると、少し前向きに取り組めます。
試験本番はボス戦です。
ボス戦に勝つために、今日も少しだけ経験値を積む。
その積み重ねが、数年後の自分のステータスを大きく変えてくれるのだと思います。
