AWS Developer Associate 合格体験記|Solutions Architect Associateの次に取得した開発者向けAWS資格
「SE資格取得シリーズ」の合格体験記です。AWS Certified Solutions Architect - Associateに合格したあと、次のAWS資格としてAWS Certified Developer - Associateを取得しました。DeveloperとCloudOpsで迷った理由、開発者向け試験としての深さ、Udemy模擬試験の使い方を整理します。
はじめに
AWS Certified Solutions Architect - Associateに合格したあと、次にどのAWS資格を取得するかを考えました。
候補にしたのは、Developer AssociateとSysOps Administrator Associateです。現在でいうと、SysOps Administrator AssociateはCloudOps Engineer Associateに近い位置づけになります。
どちらを先に受けるか迷いましたが、私はまずDeveloper Associateを取得することにしました。理由は、Developer Associateの方が試験範囲が狭いと感じたからです。
ただし、範囲が狭いということは、簡単という意味ではありません。むしろ、範囲が絞られている分、開発寄りの知識を深く問われる試験でした。
公式情報で見るDeveloper Associateの位置づけ
AWS公式では、AWS Certified Developer - Associateは、AWSクラウドベースのアプリケーションを開発、テスト、デプロイ、デバッグする技術力を証明するAssociate資格として案内されています。
試験形式は130分、65問、複数選択または複数応答です。試験ガイドでも、DVA-C02は開発者ロール向けで、AWS上でのアプリケーション開発、CI/CDによるパッケージとデプロイ、コードとデータの保護、問題解決力を問う試験とされています。
また、運用系のAssociate資格は、現在の更新版ではAWS Certified CloudOps Engineer - Associateという名称で案内されています。資格名や試験範囲は変わることがあるため、受験前には必ずAWS公式の試験ページで最新情報を確認してください。
Solutions Architect Associateとの違い
Solutions Architect Associateは、AWS全体を広く学ぶ資格です。EC2、S3、RDS、VPC、IAM、CloudFront、Route 53、Auto Scaling、ELB、DynamoDBなど、幅広いサービスを使って、どのようにシステムを設計するかを問われます。
私の感覚では、Solutions Architect Associateは「広く浅く、設計視点で問われる試験」でした。一方で、Developer Associateは、開発技術に特化して、より一歩踏み込んだ内容が問われます。
- Lambdaをどう使うか
- API Gatewayとどう連携するか
- DynamoDBをどう扱うか
- SQSやSNSをどう使い分けるか
- CloudWatchでどう監視するか
- CodePipelineやCodeBuildでどうデプロイするか
- IAM権限をどう考えるか
- アプリケーションのエラーをどう調査するか
Solutions Architect Associateで一度見たことがあるサービスでも、Developer Associateでは、より開発者目線で問われる印象でした。
Developer Associateは「開発者としてAWSを使えるか」を問う試験
Developer Associateは、単にAWSサービス名を知っているだけでは厳しいです。「そのサービスを、アプリケーション開発の中でどう使うか」を理解している必要があります。
たとえば、SQSとSNSの違いを知っているだけではなく、非同期処理にしたいならどの構成がよいか、失敗時の再試行やデッドレターキューをどう考えるか、といった視点が必要になります。
- この要件ならキューを使うべきか
- Pub/Sub型で通知するべきか
- 非同期処理にしたいならどの構成がよいか
- 失敗時の再試行やデッドレターキューをどう考えるか
DynamoDBでも同じです。単にNoSQLのデータベースだと覚えるだけではなく、パーティションキー、読み書きのキャパシティ、DAX、グローバルセカンダリインデックス、トランザクション、整合性まで使い方の理解が必要です。
このあたりが、Cloud PractitionerやSolutions Architect Associateよりも深く感じた部分です。
範囲は狭いが、その分深い
Developer Associateは、Solutions Architect Associateよりも範囲は狭く感じました。ただし、その分、問われる知識は深いです。
Solutions Architect Associateでは「この要件なら、このサービスを選ぶ」という判断が中心でした。Developer Associateでは「このサービスを使うとして、開発・デプロイ・運用でどう扱うか」まで問われる印象です。
特に、サーバーレス、CI/CD、権限管理、ログ、トラブルシューティングの理解が重要でした。開発者向けの資格なので、アプリケーションを作る側の視点が強くなります。
普段からプログラムを書いている人や、API連携、バッチ処理、非同期処理、デプロイ作業に関わっている人には、学びやすい資格だと思います。
Udemy模擬試験の周回が重要だった
今回も、学習にはUdemyを活用しました。特に重要だったのは、模擬試験の周回です。正直、Udemyの模擬試験をしっかり周回していなければ、合格は難しかったと感じます。
Developer Associateは、知識をなんとなく覚えているだけでは選択肢で迷います。
- このケースではLambdaでよいのか
- SQSとSNSのどちらを使うべきか
- CloudWatch Logsを見るのか、X-Rayを見るのか
- CodeDeployなのかCodePipelineなのか
- IAMロールとポリシーのどこを見るべきか
似た選択肢で迷う問題が多いため、模擬試験を解いて、正解だけでなく不正解の理由まで確認することが大切です。
不正解の選択肢まで理解する
Developer Associateの勉強では、不正解の選択肢を読むことがかなり重要でした。正解だけを覚えると、似た問題で対応できません。
- なぜこのサービスではないのか
- どの条件なら正解になるのか
- 似たサービスとの違いは何か
- 問題文のどこが判断ポイントなのか
特に、AWS資格は選択肢がよくできています。明らかに間違いというより、一見正しそうに見える選択肢が多いです。だからこそ、模擬試験を周回しながら、選択肢ごとの違いを理解していく必要がありました。
Solutions Architect Associateの知識はかなり役立つ
Developer Associateの勉強では、Solutions Architect Associateで学んだ知識がかなり役立ちました。EC2、S3、RDS、DynamoDB、VPC、IAM、CloudWatchなど、基本的なサービスの理解がある状態で始められたからです。
もしAWSの知識がまったくない状態でDeveloper Associateを受けていたら、かなり大変だったと思います。その意味でも、私のおすすめルートは次の順番です。
Cloud Practitioner
↓
Solutions Architect Associate
↓
Developer AssociateCloud PractitionerでAWSの基礎を学ぶ。Solutions Architect Associateで、AWSサービスの組み合わせや設計の考え方を学ぶ。そのあとDeveloper Associateで、開発・デプロイ・運用寄りの知識を深める。この流れが自然だと思います。
DeveloperとCloudOpsで迷ったら
Solutions Architect Associateの次に、Developer Associateを取るか、CloudOps系を取るかで迷う人は多いと思います。開発寄りの仕事をしている人は、Developer Associateがおすすめです。
- アプリケーション開発をしている
- API開発に関わっている
- LambdaやDynamoDBに興味がある
- CI/CDを学びたい
- 開発者としてAWSを使えるようになりたい
一方で、運用、監視、障害対応、ネットワーク、セキュリティ、コスト管理を深く学びたい人は、CloudOps系の資格が向いていると思います。
私の場合は、まず範囲が狭いと感じたDeveloper Associateから取得しました。ただし、実際に受けてみると、狭い分だけ深く、模擬試験をしっかりやらないと厳しい試験でした。
難易度の体感
私の体感では、Developer AssociateはSolutions Architect Associateより範囲は狭いです。ただし、問題の深さはDeveloper Associateの方があると感じました。
Solutions Architect Associateは、広いAWSサービスの中から適切な構成を選ぶ試験です。Developer Associateは、開発者として、そのサービスをどう使うかを問う試験です。
そのため、暗記だけでなく、実際の利用イメージが必要になります。AWSを開発で使った経験がある人は理解しやすいと思います。逆に、開発経験があまりない人や、CI/CD、サーバーレス、非同期処理に慣れていない人は、少し苦戦するかもしれません。
おすすめの勉強方法
Developer Associateの学習では、次の流れがおすすめです。
1. Solutions Architect Associateの内容を軽く復習する
2. Developer Associate向けのUdemy講座で全体像をつかむ
3. Lambda、API Gateway、DynamoDB、SQS、SNSを重点的に学ぶ
4. CodePipeline、CodeBuild、CodeDeployなどCI/CD系を整理する
5. IAM、CloudWatch、X-Rayなど運用・権限・監視系を押さえる
6. Udemy模擬試験を周回する
7. 不正解の選択肢まで確認する特に、Lambda、API Gateway、DynamoDB、SQS、SNS、IAM、CloudWatch、X-Rayは重点的に押さえた方がよいです。また、CI/CD系のサービスも重要です。
普段の開発では意識しないサービスも出てくるため、模擬試験を通して何度も触れることが大切です。
ChatGPTを使った学習方法
今なら、ChatGPTを使った学習も有効です。Developer Associateは、似たサービスの違いで迷いやすい試験です。
AWS Developer Associate向けに、
SQSとSNSの違いを試験で迷わないように整理してください。Lambda、ECS、EC2の使い分けを、
Developer Associateの試験対策として説明してください。CodePipeline、CodeBuild、CodeDeployの違いを、
具体例つきで整理してください。この問題で、なぜこの選択肢が不正解なのか説明してください。
Developer Associate試験の観点でお願いします。ChatGPTは、サービスの違いを整理したり、不正解の理由を確認したりするのに使いやすいです。ただし、AWSサービスは仕様変更もあるため、必ず公式ドキュメントや最新教材と照らし合わせながら使うことが大切です。
これから受ける人へのアドバイス
- Solutions Architect Associateに合格しているなら、その知識はかなり役立つ
- Developer Associateは一歩踏み込んだ開発寄りの知識が必要になる
- 範囲はSolutions Architect Associateより狭く感じるが、浅くはない
- Lambda、API Gateway、DynamoDB、SQS、SNS、IAM、CloudWatch、X-Rayは重点的に押さえる
- CI/CD系サービスは必ず整理する
- Udemyの模擬試験はしっかり周回する
- 正解だけでなく、不正解の選択肢まで理解する
Developer Associateは、AWSを開発者として使えるようになるための良い資格です。Solutions Architect Associateの次に取得する資格として、十分に価値があると思います。
まとめ
私は、AWS Certified Solutions Architect - Associateに合格したあと、次にDeveloper Associateを取得することにしました。CloudOps系と迷いましたが、まずはDeveloper Associateを選びました。
理由は、Developer Associateの方が範囲が狭いと感じたからです。ただし、実際に勉強してみると、範囲が狭い分、知識は深く問われました。
Solutions Architect Associateは、AWS全体を広く浅く学ぶ試験です。Developer Associateは、開発技術に特化して、一歩踏み込んだ問題が多い試験です。
一応、Solutions Architect Associateで習ったサービスも多く出てきます。しかし、Developer Associateでは、それらを開発者としてどう使うかが問われます。
Udemyの模擬試験をしっかり周回していなければ、合格は難しかったと感じました。Cloud Practitioner、Solutions Architect Associateと進んできた人にとって、Developer Associateは次のステップとしておすすめできます。
AWSを開発者目線で使えるようになりたい人には、ぜひ挑戦する価値のある資格だと思います。
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受験前の注意
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