アジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1 合格体験記|一度落ちてから30日間でリベンジ合格した話
「SE資格取得シリーズ」の合格体験記です。アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1に一度不合格になったあと、30日間で学習し直し、90点を超える点数でリベンジ合格した体験をまとめます。用語暗記だけでなく、アジャイルの考え方、スクラムの流れ、TDD、AIを使った弱点補強まで整理します。
はじめに
私は、アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1に一度落ちています。
そして、その後に再受験し、90点を超える点数でリベンジ合格することができました。
最初に落ちたときは、正直かなり悔しかったです。
- アジャイルの考え方は何となく理解している
- 開発現場にもいるし、そこまで難しくないだろう
- 用語を覚えれば合格できるのではないか
どこかでそう思っていた部分がありました。
しかし、実際に受けてみると、単なる用語暗記だけでは対応しきれませんでした。アジャイルの考え方、スクラムの流れ、チーム開発の価値観、テスト駆動開発、継続的改善などを、表面的ではなく理解しておく必要があると感じました。
この記事では、私が一度不合格になったあと、30日間でどのように学習し直し、リベンジ合格したのかをまとめます。
試験形式と再受験ルールを確認した
公式サイトでは、Lv.1試験は60分、四肢択一60問、80%以上で合格と案内されています。また、同一試験の2回目の受験は、受験日の翌日から起算して30日目以降に可能とされています。受験前には、必ず公式サイトの試験要項で最新情報を確認してください。
落ちたあと、すぐに再受験できるわけではありません。私の場合、この30日間をただ待つのではなく、徹底的にアジャイルを学び直す期間にしました。
最初に落ちた原因は、知識がまったく足りなかったというより、理解が浅かったことだと思います。用語は知っている。何となく意味もわかる。しかし、選択肢で迷ったときに、自信を持って判断できない。この状態では、合格点に届きません。
そこで、再受験までの30日間は、問題集を解くだけではなく、アジャイル関連の本を読み、間違えた問題をAIで深掘りすることにしました。
まず読んだのは『アジャイルサムライ』
最初に読んだのは、『アジャイルサムライ』です。この本は、アジャイルを学ぶ最初の一冊として非常におすすめです。内容がわかりやすく、ボリュームも適切です。
アジャイル開発の考え方を、堅苦しい理論ではなく、現場で使える感覚として理解しやすい本だと思います。
試験対策だけで見ると、用語を覚えるだけでもある程度は戦えるかもしれません。しかし、アジャイルソフトウェア開発技術者検定では、アジャイルの考え方そのものを理解していないと迷う問題があります。
- 計画をどう考えるか
- 変更要求をどう扱うか
- チームはどう動くべきか
- 顧客との関係をどう考えるか
- 動くソフトウェアをどう重視するか
- ドキュメントと開発のバランスをどう見るか
こうした部分は、暗記だけだと判断に迷います。『アジャイルサムライ』を読むことで、アジャイルの全体像をかなりつかみやすくなりました。
次にスクラムの本を読んだ
次に読んだのは、スクラムを学ぶための本です。漫画ストーリーと解説パートがある本で、読み物としても面白く、スクラムの現場イメージがつかみやすい内容でした。
アジャイルを学ぶとき、スクラムの理解は避けて通れません。
- スプリント
- プロダクトバックログ
- スプリントバックログ
- デイリースクラム
- スプリントレビュー
- レトロスペクティブ
- プロダクトオーナー
- スクラムマスター
こうした用語は、単語として覚えるだけでは不十分です。それぞれがスクラムの中でどのような役割を持っているのか、チームがどのように動くのか、スクラムマスターは何を支援するのか、プロダクトオーナーは何を決めるのかをイメージできるようにすることが大切です。
スクラムの本を読むことで、試験問題の選択肢を見たときに「これはスクラムマスターの役割ではない」「これはプロダクトオーナーが判断すべきことだ」「これはスプリントレビューではなくレトロスペクティブの話だ」と判断しやすくなりました。
テスト駆動開発も読んだ
次に読んだのが、テスト駆動開発、いわゆるTDDに関する本です。アジャイル試験では、テスト駆動開発に関する考え方も出てきます。
私は最初、TDDについて「何となくはわかる」という状態でした。テストを先に書く。実装する。リファクタリングする。流れとしては知っていました。
しかし、試験で問われると、細かい考え方や目的で迷うことがありました。TDDの本を読むことで、「なんとなく理解している」から、「なぜテストを先に書くのか説明できる」に変わった感覚があります。
TDDの本はボリュームがあります。そのため、試験対策だけを考えると少し重く感じるかもしれません。ただ、アジャイル開発を本気で理解したいなら、読んでおいて損はありません。試験対策だけでなく、現場の開発にもつながる知識だと思います。
迷った問題はAIに投げた
再受験までの学習で特に効果があったのが、AIの活用です。私は、テストで迷った箇所や、自分の理解があいまいな部分をAIに投げていました。
ただ答えを聞くのではなく、自分の意見をぶつけるように使いました。
私はこの選択肢が正しいと思いました。
理由は〇〇です。
でも正解は別の選択肢でした。
私の考え方のどこがズレていますか?このように質問すると、自分の理解のズレが見えます。試験対策で大事なのは、正解を覚えることだけではありません。
なぜ自分が間違えたのか。どの考え方がズレていたのか。どの用語を混同していたのか。問題文のどこを読み落としていたのか。これをつぶしていくことが大事です。
AIは、この振り返りにかなり使えました。
AIに追加問題を作ってもらった
AIには、自分が間違えた傾向から追加問題も作ってもらいました。
スプリントレビューとレトロスペクティブの違いを問う四択問題を5問作ってください。
解説には、なぜ不正解なのかも入れてください。スクラムマスターとプロダクトオーナーの役割を混同しやすい問題を作ってください。
実務でありがちな場面を使ってください。これにより、自分の苦手分野をピンポイントで補強できました。市販の問題集や模擬試験では、自分が間違えた論点だけを集中的に出してくれるわけではありません。しかし、AIを使えば、自分専用の弱点克服問題を作ることができます。
不合格後の30日間で意識したこと
不合格後の30日間で意識したのは、次の3つです。
1. 用語暗記ではなく、考え方を理解する
2. 間違えた理由を言語化する
3. AIを使って弱点問題を追加で解く最初の受験では、用語を知っているだけで満足していた部分がありました。しかし、リベンジ合格を目指すなら、それでは足りません。
- スプリントレビューとは何か
- レトロスペクティブとは何か
- スクラムマスターは何をする人か
- プロダクトオーナーは何を決める人か
- TDDはなぜアジャイルと相性がよいのか
- アジャイルではなぜ変化を受け入れるのか
こうした問いに、自分の言葉で答えられるようにする必要があります。この状態になって初めて、選択肢で迷ったときに判断できるようになります。
90点超えでリベンジ合格
30日間しっかり学習し直した結果、再受験では90点を超えて合格することができました。単に合格点を超えたというより、自信を持って答えられる問題がかなり増えていました。
最初の受験では、選択肢で迷う問題が多かったです。しかし、再受験では「これは明らかに違う」「この場面ならこの考え方になる」「この用語はここで使うものではない」と判断できる問題が増えました。
これは、本を読んで理解を深めたことと、AIで弱点補強したことが大きかったと思います。
この体験をもとにUdemy問題集を作りました
私は、アジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1に一度落ちました。その後、30日間でアジャイル関連の本を読み直し、間違えた問題や理解があいまいだった箇所をAIで整理しながら学習しました。その結果、再受験では90点を超えて合格することができました。
この経験から感じたのは、アジャイル試験では、単なる用語暗記だけでは不十分だということです。
- スプリントレビューとレトロスペクティブの違い
- スクラムマスターとプロダクトオーナーの役割
- TDDや継続的インテグレーションの考え方
- アジャイルらしい判断と、そうでない判断の違い
こうした部分を、自分の言葉で説明できるレベルまで理解する必要があります。
そこで、私自身の不合格経験とリベンジ合格の学習内容をもとに、Udemyでアジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1向けの問題集を作成しました。この問題集では、単に正解を覚えるのではなく、なぜその選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢が不正解なのか、現場ではどう考えるべきか、試験で迷いやすいポイントはどこかを重視しています。
特に、一度不合格になった人や、模擬問題で選択肢に迷う人に向けて作っています。「何となくアジャイルは知っている」状態から、「試験で判断できる」状態に近づけることを目的にしています。
あわせて読んでよかったおすすめ書籍
アジャイルサムライ
アジャイルを学ぶ最初の一冊としておすすめです。アジャイルの考え方を、現場の感覚に近い形で理解できます。試験対策としても、アジャイルの価値観や全体像をつかむのに役立ちました。
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
スクラムの流れを理解するためにおすすめです。漫画ストーリーと解説パートがあり、スクラムの現場イメージをつかみやすい本です。スプリント、デイリースクラム、スプリントレビュー、レトロスペクティブ、プロダクトオーナー、スクラムマスターの役割を整理するのに役立ちます。
アジャイル検定公式テキスト
試験対策として、公式テキストも確認しておくと安心です。アジャイルの考え方を実務書で理解しつつ、試験向けの範囲も確認することで、抜け漏れを減らしやすくなります。
テスト駆動開発
TDDについて、なんとなく理解している状態から、しっかり理解するために読みました。ボリュームはありますが、テスト駆動開発の考え方を学ぶには読んでおいて損はない本です。アジャイル試験でもTDDの考え方は出てくるため、余裕があれば読んでおくと理解が深まります。
私のおすすめ学習ルート
アジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1を受けるなら、私は次の順番をおすすめします。
1. アジャイルの入門書を読む
2. スクラムの流れを理解する
3. TDDなどの技術プラクティスを押さえる
4. Udemy問題集で試験形式に慣れる
5. 間違えた問題をAIで深掘りする
6. 苦手分野の追加問題を作って解く
7. 自分の言葉で説明できる状態にする特に、一度不合格になった人は、ただ問題を解き直すだけでなく、間違えた理由を言語化することが大切です。なぜ迷ったのか。どの用語を混同していたのか。どの考え方がアジャイルらしくなかったのか。ここをつぶしていくことで、再受験時の安定感がかなり変わります。
アジャイル試験は実務理解にもつながる
アジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1は、単なる資格試験ではありません。勉強することで、現場の開発にもつながる考え方を学べます。
- アジャイル開発に初めて関わる人
- スクラムの用語があいまいな人
- ウォーターフォール開発に慣れている人
- 若手SEとして開発手法を学びたい人
- アジャイルを現場でどう使うのか知りたい人
- 一度不合格になり、再挑戦したい人
私自身も、試験に落ちたことで、逆にアジャイルを深く学ぶきっかけになりました。もし最初に簡単に合格していたら、ここまで本を読まなかったかもしれません。そう考えると、不合格にも意味があったと思います。
これから受ける人へのアドバイス
これからアジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1を受ける人には、用語だけを丸暗記しないことを伝えたいです。スクラムの流れをイメージできるようにする。スプリントレビューとレトロスペクティブの違いを説明できるようにする。スクラムマスターとプロダクトオーナーの役割を混同しない。TDDや継続的インテグレーションなどの技術プラクティスも押さえる。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを言語化する。AIを使って、自分の弱点に合わせた追加問題を作る。本や問題集を組み合わせて、理解を深める。
大事なのは、問題の答えだけを覚えないことです。アジャイルの試験では、考え方が問われます。なぜその行動がアジャイルらしいのか。なぜその選択肢はスクラムの考え方とズレているのか。なぜそのプラクティスがチーム開発に役立つのか。ここまで理解できると、かなり安定します。
まとめ
私は、アジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1に一度落ちました。しかし、その後の30日間でアジャイル関連の本を読み、AIも活用しながら学習し直しました。
読んだ本は、まず『アジャイルサムライ』です。次に、スクラムの本を読みました。さらに、『テスト駆動開発』も読みました。そして、迷った問題はAIに投げて、自分の考えをぶつけました。自分が間違えた傾向から、AIに追加問題を作ってもらい、弱点を補強しました。
その結果、再受験では90点を超えて合格することができました。アジャイルソフトウェア開発技術者検定Lv.1は、単なる暗記試験ではありません。アジャイルの考え方、スクラムの流れ、チーム開発の価値観を理解することが大事です。
一度落ちても、30日間をしっかり使えばリベンジできます。不合格になったからこそ、理解を深めるチャンスだと思って、再挑戦してよかったです。
関連教材
本記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。紹介する教材・サービスは、現場SEの学習に役立つかを基準に掲載しています。
受験前の注意
再受験ルール、試験時間、出題形式、合格基準、受験料などは変更される可能性があります。受験する際は、必ず公式サイトや試験配信会社の最新情報を確認してください。
